ヘモグロビンa1cが高いとどんな症状・病気になる?

ヘモグロビンa1cが高いとどんな症状・病気になる?

ヘモグロビンa1cは糖尿病を調べるための指標ですので、これが高ければ当然ながら糖尿病と言うことになります。糖尿病は血糖値が下がらずに高血糖状態が続く病気で、高血糖状態が持続することにより様々な合併症を引き起こします。

 

高血糖状態ではまず血管が内側から破壊されていくため、動脈硬化やそれによる虚血性疾患、末端の毛細血管が破壊される事による足先の壊死などが起こることとなります。そして、血管を引き込んでいる全ての内臓も大きなダメージを受けることとなります。

 

高血糖状態が体にダメージを与える機序は糖化反応にあります。糖化反応とは高濃度の糖質とタンパク質や脂質が同時に存在すると、勝手に糖質がタンパク質や脂質と結合してしまう反応のことです。糖質と結合したタンパク質や脂質、つまり糖化した物質はもはや元の働きを全うできず、体外に排出されるのを待つのみとなります。

 

ところが糖化された物質は速やかに排出されず、元の物質の平均寿命の二倍近く居座り続けるため、糖化された物質が元々所属していた器官や機能を低下させる原因となります。また糖化反応により血管の内壁が直接糖化反応によって害され続けるため、血管の劣化は深刻なものとなります。

 

ヘモグロビンa1cとは糖化してしまったヘモグロビンのことです。つまり糖化したヘモグロビンがどれだけあるかによって過去の血糖量を見ているわけです。

 

ヘモグロビンa1cが多ければ、ヘモグロビンが糖化してヘモグロビンa1cとなったのと同じように体の各部の組織も糖化が進んでおり、糖尿病とさまざまな合併症の発生が予測されます。

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